あなたはブラックバスについての知識をお持ちですか?
ただ釣りをしていても「なかなか釣果が上がらない」「全然釣る事ができない」という人は多いのです。
釣れている人は、なぜ釣れているのか。
その理由の一つが、「ブラックバスの生態」この知識を持っているからなのです。
釣果を上げたいならば、知っておかなければいけない事なので是非とも学んでおくようにしましょう。
ブラックバスとは
ブラックバスとは「ショールバス」「レッドアイバス」「フロリダバス」「スワニーバス」「スポッテッドバス」「グアダルーぺバス」「オオクチバス」「コクチバス」以上8種の魚の総称です。
日本では「オオクチバス」「コクチバス」の二種類の生存が確認されている。
肉食性で魚類、甲殻類、昆虫などを捕食する。
「バスフィッシング」と言われ、とても人気が高い釣りのターゲットの魚になっています。
餌で釣るのではなく「ルアー」と呼ばれる物を使い釣るのが主流です。
現在では特定外来生物に指定されていて、生体での釣り場からの持ち出しが禁止されているので注意が必要です。
バス釣りをするにおいて知っておきたい事とは
続いてはバス釣りをするにおいて知っておきたい事をご紹介していきます。
生息している場所
ブラックバスはダム湖、河川、野池などの淡水に生息しています。
ダム湖
ダム湖はリザーバーとも呼ばれる規模が大きいフィールドです。
1日で回りきる事ができない場合が多いためポイントが絞りにくいです。
バスがいるポイントに絞る事ができれば釣果も期待大です。
河川
ブラックバスの引きが最も強くて楽しめるフィールドが河川です。
ベイトフィッシュの量が多く、水質が悪化しにくいので元気な個体が多いのです。
なのでデカバスが多いとも言われています。
野池
野池とは、利水のためにあり、農業組合が管理している池のことです。
規模が小さいのでポイントが絞りやすいのが特徴です。
しかし、「昨年は釣れたのに今年は全然釣れない」ということも起きる可能性があります。
それは、規模が小さいため水を全て抜かれてしまっている可能性があるのです。
なので最新の実績がない場合は釣れないのに粘ってしまうのはやめておくことをオススメします。
バスは季節によって活動が変化する
日本には「春」「夏」「秋」「冬」という季節がありますよね!
ブラックバスは1年中釣れるのですが、季節により活動が違ってきます。
春
春といえばブラックバスの産卵期です。
バス釣りのハイシーズンです。
産卵のことをスポーニングといい、
・プリスポーン
・ミッドスポーン
・アフターポーン
の三段階に分けられます。
春は、ブラックバスのスポーニングについて知ることで釣果アップに繋がるでしょう。
夏
夏は、私たち人も暑くて過ごしづらいですよね。
ブラックバスも一緒で、水通しの良いところと日陰を好みます。
なので狙うポイントが絞りやすいのが特徴です。
インレットやカバーを基本に攻めていくのが効果的です。
秋
秋は気温が下がってきてブラックバスにとっても過ごしやすい季節になります。
また、冬に備えて荒ぐいを始める季節なので基本的に活性が高いです。
しかし広い範囲に散らばってしまうのでポイントを絞る事が難しくなっています。
広範囲を早く探ることのできるルアーが効果的です。
冬
冬は水温が一番低くなる季節ですね。
ブラックバスの活性も下がってしまい、最も釣りづらい季節になってしまいます。
基本的にディープエリアを狙う釣り方が多いです。
またリアクションバイトで釣果が高い季節でもあります。
好むポイント
ブラックバスはなんらかの変化があるところを好みます。
・カバー
・橋脚
・ワンド
・インレット
・ウィード
・かけあがり
・立木
・水門
・消波ブロック
などです。
このような変化のあるポイントにいる事が多いのです。
ただ単にキャストして釣れるのを待つのではなく、変化を攻めると釣果アップが見込めます。
なぜルアーで釣れるの?
ブラックバスはなぜルアーにバイトしてくるのでしょうか?
その理由は大きく3種類に分けられます。
食性
食性は、ブラックバスがルアーを本物の餌だと思いバイトしてくることです。
ブラックバスが食べている餌に似たルアーをチョイスする事ができると釣果が上がるでしょう。
大きさが少し違うだけでバイトがないということもあるのです。
威嚇
威嚇は、ブラックバスが怒って口でルアーにアタックしてくることです。
このバイトはスポーニング時期によくあります。
リアクション
リアクションは、動くものに思わず口を使ってしまうことです。
ブラックバスの活性が低い時に効果的です。
なので冬場などの水温が低い時などによく使います。
活性の高い時間帯
活性の最も高く、釣れる時間帯は「朝マズメ」「夕マズメ」です。
この時間帯はブラックバスにとってお食事の時間帯なのです。
決まった時間はないのですが、朝マズメは日の出から二時間程度、夕マズメは日の入り前の二時間程度です。
ブラックバス釣りにおいてチャンスタイムなので是非逃さないように!!
まとめ
今回は、ブラックバスについてご紹介してきました。
ブラックバスの生態を知っておくと、「今日の状況ならここにいるはず!」「ここのバスは○○を食べているはず!」など考えて釣りをする事ができるのです。
必ず釣果アップに繋がる事でしょう!