あなたは「スプリットショットリグ」を知っていますか?
最近ではあまり使われなくなってきたリグなので、知らない方もいるかもしれません。
昔は、ライトリグといえばスプリットショットと言われるほど人気の高いリグでした。
現在でも、あまり使われてないとはいえ、やはり釣果は良いので是非知っておくと良いでしょう!
今回は、スプリットショットリグについてご紹介していきます。


スプリットショットリグの特徴
スプリットショットリグは、非常に簡単に作る事ができ初心者でも扱いやすいです。
必要なものはフックとガン玉です。
結んだフックから数十センチ離れたライン上にガン玉を取り付けたら完成です。
フックとガン玉に間があるのでワームがナチュラルに動き、ブラックバスに警戒心を与える事なく、誘う事ができるのです。
また、ガン玉の重さにより飛距離も出す事ができるのです。
スプリットショットリグの作り方
1. フックを結ぶ
ほどけないようにしっかりと結んでおきましょう。
2. ガン玉をつける位置を決める
大抵20cmくらい間を開けます。
使う状況に応じて間の長さを変えてみましょう!
3. ペンチで潰す
ガン玉をペンチで潰します。
これで完成です。
非常に簡単ですが、ガン玉の潰しが甘いと位置がズレてしまったり、キャストした際にガン玉だけ飛んでいってしまうので注意が必要です。
また、コツとしてはガン玉をつける前にコブ(結び目)を作るか、ガン玉にラインを一周巻き付ける事でガン玉がずれる事を防ぐ事ができます。
スプリットショットリグのアクション
ズル引き
ズル引きは、ボトムにつけてからそのままゆっくりと引きずってくる事です。
底から浮いてしまわないようにロッドでしっかりと底についている事を感じながら引いてくる事がポイントです。
あたりがわかりやすいので初心者にもオススメです。
ただ巻き
名前の通りに普通に巻くだけです。
状況に応じて巻くスピードを遅くしたり、早くしたりしてみましょう。
また着水して一度ボトムについてから巻き始めた方が良いのか、中層付近から巻き始めた方が良いのか、または着水と同時に巻き始めた方が良いのかいろいろ試しながら探るのが良いでしょう。
リフトアンドフォール
リフトアンドフォールとは底につけたらロッドを上に振り、ワームを浮かせます。
その後ロッドを戻し、再度ワームを沈ませます。
この繰り返しです。
ガン玉が先に底につき、その後ワームがフリーでフォールします。
その時にブラックバスが思わずバイトしてしまうのです。
こんな時にオススメ!
様々な時でも活躍するスプリットショットリグですが、特にオススメの状況をご紹介します。
まだ釣りに慣れていない時
スプリットショットリグは、作り方、そしてアクションが非常に簡単なため初心者でも簡単に扱う事ができます。
なのでまだ釣りに慣れていない方にオススメのリグです。
実際私も初めてバス釣りをした時に使用していました。
その後もしばらくはスプリットショットリグしか使用していませんでしたが、それなりにバスを釣る事ができていました!
ノーシンカーよりもフォールスピードを早めたい時
ノーシンカーでは「沈ませるのに時間がかかりすぎる」「底が取れない」時にオススメです。
ガン玉をつけていてもフックとの間があるのでガン玉が底についた時にワームはフリーでフォールしてくれます。
また、ノーシンカーでは底が取りにくいですがスプリットショットリグではガン玉がついているため底が取りやすいのです。
スプリットショットリグで使うオススメワーム
続いて私がスプリットショットリグで使用してきたオススメワームをご紹介します。
グラブ
ワームの王道!
ゲーリーヤマモトのグラブです。
私が初めて釣ったのがこのグラブとスプリットショットリグのセットです笑
ヤマセンコー
こちらもゲーリーヤマモトの商品。
ズル引き、リフトアンドフォールで非常に良く活躍してくれるワームです。
HPシャッドテール
O.S.Pのシャッドテールワームです。
ズル引き、ただ巻き、リフトアンドフォールどれでも有効的なワームです。
テールの波動でバスのバイトを誘発します。
ガン玉が潰れてしまっている?!
入れ物にしっかりとしまっていてもいざ使う時に
「あれ?潰れている…」という時もあります。
また使い終わり、そのまま処分してはもったいないのでガン玉の口を開けれるようにしましょう!
ガン玉付け外し用の商品がありますがペンチでも可能です。
1. まずは口の片側をペンチでつまむ
2. 抑えた逆側を爪で引っ張る
3. そうすると簡単に開く事ができます。
まとめ
今回は、スプリットショットリグについてご紹介してきました。
最近では、使用している人は減ってきていると言われていますが、やはり使いやすく釣れるリグなので、使い方をマスターして釣果を上げていきましょう!

